Hoshishiro Akira

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――なぜ自分だったのだろう、と数え切れないほど考えた。
他の誰かであればよかったのに、と何度も恐ろしさに逃げ出したくなった。
けれどきっと、幾度でもこう思い直すのだ。
それでも誰も自分からは逃げられない。この役目を例え誰かに譲れるとしても、私は嫌だと言うのだろう。

サンプルとして1巻の内容を掲載中です。

紙本、イベント頒布物

キルナテカスの王2 – ホワイトコード戦記4

そして、人形は騎士となる。

キルナテカスは悲惨の歴史であった。騎士たちはあまりにも無知であった。全てを知るため、王に支払うことになったその代償は高く、むごかった。
だが、ミュウは失意の末に遂に自らの道を確信する。
絶望を振り払い、闇の歴史と戦うため、月で光の騎士は立つ。
惑星の運命を巡る戦いの最中、全ての預言が成就するとき、滅びの王が宇宙の玉座に帰還する――!
キルナテカス編、完結巻。

キルナテカスの王 – ホワイトコード戦記3

「答えろ――おまえが俺の運命か!?」

かくしてシンカナウスは滅びた。
移動した新世界で予想外の敵襲を受け、白騎士団と引き離されたミュウは新天地で数々の数奇な出会いを果たす。
自分を運命と呼ぶ男、神に仕える娼婦の少女、悪魔に狂える兵士、そして永遠に争い続ける神々と人間たち…。
星を支配するキルナテカスの王と神々の争いの果て、大地に破滅の星の雨が落ちる。

シンカナウスより2 – ホワイトコード戦記2

――呼応せよ、ホワイトコード(白の騎士団)。
私はこの叛逆をもって、私の完全性を証明する。

敵国エントとの戦争が始まっても、母国は一枚岩ではなかった。
様々な人間の思惑と感情が重なり、事態はμ(ミュウ)にとって最悪の結末へ導かれる。
絶望の淵で、ひとつの魂は道を選び――そして世界は終焉(ほろび)へ至る。
――神よ。 全てが、何もかもが、無駄だったのか。

シンカナウスより – ホワイトコード戦記1

遠い昔、異なる宇宙で繁栄していた高度文明で生まれたアンドロイド、TYPE:μ(ミュウ)。その魂の持ち主は、遙かに時が流れ、この宇宙の現代で、ある存在に会うために神社を訪れる。
これは、たった一つの神との約束を果たすためだけに、数々の宇宙の滅びを見送り続けた魂が、遠く過ぎ去った戦いの日々を振り返る、追憶の物語のプロローグだ。
悪夢から覚めたアンドロイドが、やがて戦いに向かい、最初の滅びを体験する。そんな序幕の、最初の一歩。

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イベント頒布予定:

2024年12月1日(日)文学フリマ東京39(東京ビッグサイト) 公式サイト
スペース:こ-15(西3・4ホール)
サークル名:星白イラストレーション
売り子さんに依頼してます! よろしければお手に取ってみてくださいね!

[頒布予定物]
【新刊】
⚪︎紙本 『キルナテカスの王 – ホワイトコード戦記第3巻』(284p、A6判)¥2,000
⚪︎紙本 『キルナテカスの王 – ホワイトコード戦記第4巻』(310p、A6判)¥2,000
【既刊】
⚪︎紙本 『シンカナウスより – ホワイトコード戦記 第1巻』(268p、A6判)¥2,000
⚪︎紙本 『シンカナウスより – ホワイトコード戦記 第2巻』(294p、A6判)¥2,000


その他情報発信:

X(旧Twitter):@hoshishiroakira